浮気調査を探偵社に依頼する際の諸注意

浮気調査を探偵社に依頼する前に

一刻もはやく、夫や妻の浮気の証拠をとりたくて、急いで探偵社に調査を依頼したい気持ちはわかりますが、探偵社に浮気調査を依頼する前に確認していただきたい、注意事項があります。

  • 依頼する探偵社が信頼できる探偵社か?
  • 調査の前に、情報は集まっているのか?
  • 浮気調査を依頼しようとしていることが夫(妻)にバレていないか?
  • 慰謝料の請求や離婚後のことを考えたか?

他にも細々とした注意事項がありますが、この4つが主な注意事項になるかと思います。
特に、浮気調査を依頼する探偵社が信頼できる探偵社か確かめるのは大切です。

探偵社の中には、探偵と名乗っているだけで、実際には悪質な業者で、困っている依頼者から金銭を騙し取る業者もあるといいます。

こうした業者に騙されないようにするには、依頼者自らが探偵社を見極める必要があるのですが、これがなかなか難しいです。

そこで、探偵がどのような業務を行っているのか、なにの許可があって探偵業を行っているのか、まずは基本を確認して下さい。

探偵社は探偵業法という法律によって、その業務内容を厳しく規制されています。規制の内容については今回は省きますが、日本国内で調査を行っている全ての探偵社が公安委員会へ届出を出している業者でないと、探偵として調査業務を行うことができません。

また、探偵業界には、各探偵社が所属する協会も存在します。この協会への加入は強制ではありませんが、協会が禁止している調査活動などもあり、探偵業界内(協会内)でのルールを決めています。

昔になりますが、「別れさせ屋」というドラマがありました。このドラマに登場するPPI探偵という架空の探偵社が、恋人や夫婦、浮気相手を別れさせるために依頼を受けて、別れさせ工作をするストーリーのドラマです。

探偵協会の中では、この別れさせ屋や別れさせ工作を探偵が行うことを禁止しているところもあります。別れさせ工作などが禁止されている理由は、依頼者と別れさせ工作の対象者、そして工作を行った探偵社との間でトラブルが起こりやすいという理由があります。

このように、トラブルの起こりやすい調査業務を行っていたり、法律に違反するような方法で調査を行っている探偵社には注意してください。

浮気調査の料金も気になりますが、料金だけではなく、その探偵社が信頼できる探偵社かどうか確かめるようにしましょう。